宮古島のとなり伊良部島体験ダイビングショップ青の洞窟kaila|少人数で初心者向けのお店

宮古島 地形 ダイビング

ダイビングを楽しむための正しいフィンキック。

TVなどで見るダイビング風景。

海の中をゆっくり泳ぐあの感じ、イメージ通りに体を動かしているつもりでも

あれっ?なんか前に進まないぞ?

今まで体験ダイビングをご経験された方でこんなことを感じた方も多いのではないでしょうか。

それは上手くフィンキックができていないからです。

フィンキックが上手にできていると前にも進みやすく、体力消耗も軽減されます。

ダイビングに限らず、シュノーケリングも同じでフィンキックができていると体のバランスもとりやすく、

より水中世界を楽しめることは間違いないでしょう。

今回のブログは、フィンキックについてご紹介していきます。


1. 姿勢が大事!

綺麗なフィンキックをするためには姿勢がとっても大事なのです。

身体が起き上がっている状態の横移動。

または、身体が斜めになっている状態で泳ぐことはです。

これだと水底に足が付きそうになってしまう。というのに加え、キックするときに足を上げることが難くなります。

理想的な姿勢は、水底と水平を保つこと。魚が泳ぐ姿勢も水底と水平を保って泳いでいますよね!

それは効率がいいからです!

こんな感じ!

この姿勢が最も理想的な泳ぐ時の姿勢です。

進む方向に対して水の抵抗を受けにくく、体力消耗も軽減できます。

コツは、『頭を下へ、目線は前に、足を上下に大きくゆっくりフィンキック!』

んっ?なんかコレ見たことある。なんて方もいるかもしれませんね。

体験ダイビングでエントリーしてスタッフ内川が泳ぐ前に毎回ボードに書いているやつです。

そして、スタッフが泳ぎ方のデモンストレーションを行います。

『泳ぎ方、こんな感じ!』って。

頭を下へ、目線は前に。これをすることによって必然的に流線形になりやすく、フィンキックをしやすい態勢になりますので、

今まで立ち泳ぎだったかな?という方は、自分が思っている以上に頭を下げて泳ぐイメージが丁度いいかもしれませんよ!


2. フィンキックの仕方

宮古島 地形 ダイビング

フィンキックの始めを曲げながら上げていきます。

かかとを上げるイメージ。この時、足首は柔らかくして力は抜きましょう。基本、フィンキックでは足首の力を抜きます!これが重要ポイント。

フィンキックを上手にできない人の多くが足首に力が入っていることが多いです。

キックするときは、スネからフィンの先端まで真っすぐになっていることを頭の中でイメージしましょう!

次に、足が上がる動きから自然にヒザは曲がり、太腿も上がります。足が上がりきったら足首を伸ばして、フィンが水をとらえているのを意識しながら振り下ろしていきます。

イメージとしては、足の甲で水をキックして、足ヒレがしなることをイメージしてあげましょう。

このとき、すぐにもう片方の足を上げてはいけません。

身体が進んだのを確認して前に進む力がなくなってから、もう片方の足を同じように上げてゆっくりと繰り返します。

コツは、『慌てない、力を入れすぎない。大きくゆっくりキック。』

水泳のバタ足の様な早いフィンキック。

これだと早く前に進めることは確かです。

しかし、この早いフィンキックをすることによって、心臓の動きが早くなり息苦しさを感じやすくなります。

そのため、海の中では早い動きはNG。バタ足キックも同様です。


3. kailaのレンタル用のフィン

kailaが使用しているレンタル用のフィンは、硬すぎず、柔らかすぎず、フィンの長さも丁度いいストラップタイプのフィンを使用しています。

短すぎてしまうと、着底し止まっているときにバランスを取り難いというのと、前に進め力が弱い。

長すぎてしまうと、今度は脚力が必要になってきます。

こっちのほうが良さそうだな!というフィンが出てきたら採用していきたいと思います。


4. 自転車こぎに注意!

足の付け根を思いっきり曲げ、膝も大きく曲がり、膝がお腹のあたりまで来たら一気に足を伸ばす。いわゆる「自転車こぎ」。

これは全く前に進むことができない足の動かし方です。

効率よく水を捉えることができないうえに、上体が起きてしまっているので水の抵抗が大きくなってしまいます。

こうなってしまった人は足の付け根を曲げ膝を前に出すのではなく、

最初にかかとを上にあげることをイメージしてあげましょう!


5. まとめ

今まで体験ダイビングをご経験された方でフィンキックが苦手な方。

kailaでは体験ダイビングを始める前のレクチャーでフィンキックの説明に加え、

海の中では泳ぎ始める前にスタッフによるフィンキックのデモンストレーションを行いますのでご安心ください。

当日、必要以上にこうした方がイイよ!ああした方がイイよ!と説明はしませんので、

ご要望の方は、お気軽にご相談ください。

ゆっくりとレクチャーいたします。

一緒に正しいフィンキックでリラックスダイビングを楽しみましょう。