夏の沖縄はとにかく暑い!!
太陽の日差しが強く、湿度も高い。
観光名所やマリンレジャーの駐車場には日影が少なく
5分と日向にもとに立っていると日焼けしてしまいます。
真夏の沖縄の最高気温は34度ほど。
日差しの強さから体感温度はもっと高く感じられるでしょう。
そんな中、マリンレジャー参加する際に気を付けたいことが脱水症状です!
船のマリンテントの日陰にいれば大丈夫。と考えている方も多いでしょう。
ですが意外な大きな落とし穴が。
今回は脱水症状の原因と解決方法をご紹介していきます。
脱水症状の原因
私たちの身体では、体内に入ってくる水分量と体外へ出ていく水分量が一定に保たれることで体液のバランスが維持されています。
このバランスが崩れて、体液量が減少したときに脱水症が起こります。
例えば、大量の汗が出ているのに水分補給しない場合が該当します。
脱水症の症状は、その程度により様々です。軽度ではめまいやゆらつき、中等度では頭痛や悪心、高度では意識障害や痙攣がおきます。
ダイビング中に脱水症状になる原因
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- ウェットスーツ着用による発汗
ウェットスーツは体の肌にピッタリとフィットしていて、素材はゴム製なの風を通しません。
そのため、船上で着用しているととても暑く汗をかきます。 - 前日にお酒を飲んでいる場合
ダイビング前夜にお酒を飲んでいる方は注意が必要です。お酒は利尿作用が強く、何度もトイレに行きますよね。
喉の渇きは普段より多く、水分を多く摂取しても尿として排出されていきます。
また飲酒時はアルコールを代謝するために水が使われます。例えばビールを10本飲んだ場合、利尿作用により11本分の水分が排出されてしまいます。
二日酔いはこれらの症状に加え、吐き気があることも。その場合はツアー参加をお断りすることがございます。 - 朝食をとっていない
汗をかくと水分と同時にミネラルも排出されると言われます。
このミネラル、体内で作られることがないので食事でとらないといけないんですね!
あと、塩分。しょっぱいものを食べた方がいいというわけではなく、普通の食事に塩分は含まれていますので食事をとっておけばOK。
- ウェットスーツ着用による発汗
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ダイビングツアー中に脱水症状にならないためには
汗が止まらないときはウェットスーツを脱ぐことです。今現在、マリンレジャーで使用される大きさの船では浮力が付くものを身に着けることが義務付けられ、法律で決まっています。
車でいうと、シートベルトみたいなものです。
そのため、ウェットスーツを脱いでもライフジャケットを着用しないといけないこととなるでしょう。ライフジャケットのタイプにもよりますが、どちらが涼しいか比べてみましょう。
そして、ダイビング前日の飲酒はできるだけ控えましょう。kailaスタッフ内川はダイビング前日の飲酒は絶対にしません。お酒が弱いってこともありますが、一番はツアーの安全面を考慮してそうしています。
食事もとるようにしましょう。水分も。
ここでツアー前に水分を摂取する際に気を付けたいことがカフェイン入りの飲み物!
カフェインが含まれていると利尿作用が働いてトイレに行きたくなりますよね。
コーヒー、紅茶、そして、さんぴん茶もカフェインが含まれていますので、
ツアー前は飲まないようにしましょう。
当店からオススメの飲み物は、カフェインが含まれていない水か麦茶を飲んでいただくようお願いしております。
特に夏場は要注意
夏は気温が高いため、発汗も多く、高温多湿の気候に体が対応しにくくなり、脱水症状と併せて熱中症になりやすい時期といっていいでしょう。
汗をかくことからミネラルを失いやすくなるため、水分と共に損失分のミネラルを補給して体の体液組成バランスを保ちましょう。
また、服装も重要です。ここ数年、スタッフ内川は綿素材のTシャツを着用しなくなりました。メッシュ素材のポロシャツ。
これが一番いいことに気が付きました。
脱水症状になってしまったら
スタッフ内川もちょっとした経験があるのですが、とにかく無理をしないこと。
自分が気を付けていたとしても脱水症状になってしまうことがあります。
症状が出始めたり、ちょっとおかしいなと思ったら無理をせず日陰に行き横になります。
そして、少しずつ水分を補給しましょう。その時、スポーツドリンクがベスト。
15~20分置きに3~4回、1回200~250mlを目安に水分補給します。
まとめ
沖縄にはオリオンビール、泡盛があり、特に暑い夏はビールを何倍も飲んでしまうでしょう。
日本でも人気が高い観光地。南国の雰囲気は気分が高揚し寝不足となってしまうかもしれません。
ですが、飲みすぎ遊びすぎも要注意です。
脱水症状を起こさず楽しくダイビングを行うためにもほどほどが一番。
ダイビング当日、ちょっとしたことでも構いませんので体調の変化がありましたら
スタッフまでお気軽にご相談ください。