宮古島のとなり伊良部島体験ダイビングショップ青の洞窟kaila|少人数で初心者向けのお店

宮古島の海は透明度が高い!

沖縄の海はとっても透き通っていて青くてキレイってイメージありますよね!

宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋の上から見る海の景色は透き通っていて

宮古島の海は透明度が高いといえます!

そんな海の透明度、その日によって違うってご存知ですか??

透明度がイイ日もあれば、悪い日もある。

僕らダイビング事業者も、今日は透明度いいなー。とか。悪いねー。

なんて話すことがあります。

ダイビングするにあたって、海の透明度は凄く重要なのです!

そこで、今回のブログは、沖縄の数ある離島の中でも宮古島、伊良部島の海の透明度が高い理由を

kailaスタッフ内川が『こうなんじゃないかな。』というお話をしていきます。


宮古島には山がない!

宮古島には山がないのです。

うちのお店、kailaが所在している伊良部島も同じです。

伊良部島の一番標高が高い場所でも89mといわれています。

一応、その場所は『牧山』と名前がついていて山の字が入っています。

伊良部島で一番高い場所ですからね!

透明度が高い理由の一つに山が無い事が大きく関係しています。

山が無ければ川ができない。

川がないってことは、海へ流れ出る水も少ないということ。

沖縄の土は赤土といわれていて、海へ赤土が流出するとサンゴなどに大きな悪影響を与え

海の透明度にも良し悪しにも関係してきます。

でも大雨が降ったらその分海に流れてしまう。と思いますよね!

ここからが宮古島の凄いところ。

宮古島、伊良部島はサンゴが隆起した島だと考えられ、もともとサンゴだったのです。

サンゴは石灰の塊、石灰岩。琉球石灰岩という名称が付いているようですが、

この石灰岩は目に見える穴から見えない穴まで無数に空いています。

それが水を吸収してくれて島全体がスポンジ代わりになっているのですね!

凄いでしょ!

島に着たての頃に、島出身の兄貴が教えてくれました。

山が無いから川が無いっていうのもそうだけど、

水を吸収する地形だから川ができることがあり得ないってことなのかもしれません。


潮の満ち引きの関係

潮の満ち引きにも海の透明度は関係してきます。

staff内川が伊良部島で潜り続けて今年で10年が経ちました。

トータル的に言うと、大潮の満潮の時間帯が透明度が良いように思います。

一概には言えませんが、そんな風に思っているダイビング事業者さんは多いのではないでしょうか。

理由としては、満潮の時間は水位が上がるため、沖合にある新鮮な水が入ってくる。

そんなイメージです。

逆に干潮は、浅場の濁った水が深い海(沖合へ)流れ出るので若干ではありますが、透明度が落ちるイメージがあります。

海が浅い水場は太陽光で熱せられて、藻だとか色んなモノが発生して濁りやすいですよね。

じゃあ、ダイビングするには満潮がイイじゃん!

そうなりますが、波が高い日は満潮の時間帯はかなりキツイのです。

波が高い上に満潮の潮が満ちる力も加わるので

余計に波が高くなるイメージです。

逆に干潮は少し波が落ち着くことがあります。

しかし、海がシケている日は海中の中もかき混ざっているので透明度が落ちている日が多いですけどね!


台風前は透明度がイイ!

嵐の前の静けさ。というヤツです。

穏やかで透明度が上がる。スタッフ内川の中でそんなイメージがあります。

ですが、台風後の2、3日は激濁りです。

台風が通過することにより、海の中は洗濯機状態。

かき回されて透明度が落ちます。これがすごく重要なことなのです。

台風が来て海水が混ざり、にごりの原因となるプランクトンが増殖しにくくもなります。

また、海水温上昇を抑えることもできます。

夏場の海水温は30度近く上がるのですが、これが1っか月以上続いたら大変なこと。

サンゴが生きていくことができなくなってしまいます。

深海の冷たい海水と、僕らがダイビングする浅場の海水が混ざり合うことで

サンゴが生息していくための適正温度を保ってくれるのです。


kailaスタッフが行ってみたい島、場所。

ロタ島。

当店へお越しのたくさんお客さんから伺ったお話で

みんなが口を揃えて、

『ロタ島いいよ。透明度も。』

そんなお話や、画像を見ているうちに、ロタ島に行きたい気持ちが強くなってきています。

そして、もう一つ、カリブ海。

範囲がデカすぎますが僕自身もよくわかっていません。

以前、お話したゲストさんで、

『世界中の海に潜りに行った。潜ったことがない海はない。』

と豪語されていた方がいました。

僕が『一番楽しかったのはどこですか?』

と伺ったところ、その返答が

カリブ海

だったのです。行ってみたい。


まとめ

スタッフ内川がライセンス取りたての頃、伊豆へ潜りに出かけていました。

伊豆は透明度がスコーンと抜けてバツグンに良い日もありますが、

悪いときは味噌汁の中を泳いでるんじゃないか??というくらい透明度が悪いときもありました。

特に春濁りのときに。

宮古島の海はありません。

台風のときや、大しけのときはカルピスみたいに白濁りするときありますが、

そこまで時化ているときにダイビングツアーは開催いたしません。

透明度の良し悪しは、その日の天候、海況次第。

全ては運任せ。

その日の海を楽しみたいと思います。


宮古島 青の洞窟 ダイビング

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