旅行の際に訪れた場所で夕日を見ることは、その土地の風土を感じることができ、ロケーションを楽しむには最高ですよね。
宮古島のとなり伊良部島には、いくつか夕日スポットがあります。
2015年、宮古島と伊良部島を結ぶ『伊良部大橋』が開通したことにより宮古島ステイの方も伊良部島の夕日を楽しむことができるようになりました。
夏の夕日の時間は19時から30分くらいの間となり、夏至の前後は20時ころになっても明るく日が長くなります。
日中はダイビングなどのマリンスポーツ、ドライブなどの島内観光をした後の夕日。最高な宮古島旅行プランです。
このブログに載っている写真は夏に撮影したものが多いですが、それぞれ季節によってオススメスポットも合わせて伊良部島の夕日スポットをご紹介していきます。
佐和田の浜
宮古島も含め、夕日スポットとしてとても有名な場所です。
見渡す限り遠浅の海に無数の大岩が点在する独特な光景の広がる佐和田の浜。
砂浜から夕陽を眺めることができ、まさに理想的なロケーションが待っています。
点在する大きな岩たちは、1771年(江戸時代後期)石垣島近海で起こった「八重山地震」により「明和の大津波」によって運ばれてきたものとされています。
もともとは海底にあったものが打ち上げられた岩たち。
伊良部島の方から聞いた話だと、伊良部島に隣接している下地島はもちろん、伊良部島の国仲部落にある郵便局あたりまで津波による波が襲ってきた。と伺いました。
こういった話を知った上でこの景色を眺めると、自然の力は強力であり不思議な気持ちになります。
周辺には交通量が多い道路が無いため、風と波の音が響きます。
有名で人気な夕日スポットとなっているため、人が沢山。
駐車場はありますが、それほど多く止められません。
ベストな時期は、南風が吹く夏の時期です。冬の時期は北風が強く、画像のように水面が穏やかな様子を見ることは少ないかもしれません。
目の前のビーチは遠浅となっていて、小さな子供が海水浴するには安全に楽しむことができますよ!
しかし、シュノーケリングには向いていません。大潮の干潮の際には潮が引き、遠浅が影響してどこまでも歩いて行けてしまうほど海水が無くなります。
シュノーケリングして楽しむお魚がほとんど存在しないのですね!
白鳥崎
伊良部島の北側に位置する白鳥崎から見る夕日も最高です。
kailaスタッフ内川が夕日を見に行くときは第一の選択候補です。
佐和田の浜は有名になりすぎてしまって、人が大勢集まりすぎてしまい、なんだか落ち着かないんですね。僕自身の感想ではありますが、個人的には一番『白鳥崎』が好きです。
海に対して島が断崖絶壁になっていて、ちょっとした丘の様な感じになっています。
そのため、雲も空も近くに感じられるというか、他の場所には無い雰囲気を味わえます。
近くには大きな建物が存在しないため、空がもの凄く広く感じられますよ!
非現実的な世界を感じたいなら『白鳥崎』です。
白鳥崎のもう一つオススメな理由は、海沿いに遊歩道があることです。
涼しくなった夏の夕刻時に海を眺めながら散歩できることは最高な贅沢ですよ!
白鳥崎で夕日を見るときのコンディションは、北風が吹いていないときがベストです。
日中に訪れる際は、日影が無いので飲み物は持っていきましょう!
渡口の浜
伊良部島の南側に位置する渡口の浜。
ビーチの砂は白くサラサラ!宮古諸島で一番細かい砂との呼び声も高いのですよ!
ビーチの長さは800メートルほどで、日中にも多くの方が観光に訪れます。
渡口の浜は南側に面しているため、南風が吹く夏の時期は海がシケ模様となっていることが多いです。
おすすめの時期、コンディションは北風が吹く秋頃です。
上の画像は10月ごろに撮影したものです。
最初に紹介した佐和田の浜での夕日がきれいに見ることできなさそうだなと思ったら、渡口の浜を訪れるといいかもしれないですね!
下地島空港17end
17endから日が沈む側には海のみ。
太陽が沈むときに発する赤色が雲を染めて、とってもキレイですよ!
今現在、17endまで車で入ることはできなくなっています。
車進入禁止の看板がある手前に駐車場があるのでそこを利用することが可能です。
場所は下地島に入って、中の島ビーチから通り池へ向かう道順で車を走らせると到着できます。
中の島ビーチ
うちのお店ではビーチダイビングとしてエントリーすることが多い中の島ビーチ。
中の島ビーチから見る沖合はちょうど西側に面しているため、夕日を眺めることができますよ!
上の画像は、9月頃に台風が接近していた時のものなので海が荒れていますが、普段はここまで時化ていないのでご安心ください。
ここまで波が高いと、大波が島の岸壁にブチ当たる音がもの凄いので、それはまた面白いかもしれませんね!
まとめ
宮古島市街地から伊良部島の夕日スポットまでは車で30分ほどで到着できます。
伊良部島と隣接する下地島の外周は合わせて30キロほどあるので、一日で全ての夕日スポット巡りをすることは難しいですが、
宮古島へ旅行する時期、風向などコンディションに合わせて夕日スポットを選択すると
その日に最高な夕日に出会える確率が上がりますよ!
是非参考にしてみて下さい!