宮古島のとなり伊良部島体験ダイビングショップ青の洞窟kaila|少人数で初心者向けのお店

ダイビングマスクが曇る!対処法はコレ!

楽しみにしていたダイビング!

マスクが曇ってストレスいっぱい。思うようにダイビングを楽しめなかった経験をしたダイバーは多いでしょう。

ライセンス取得時、スタッフ内川もストレスを感じていた一人です。

今回のブログはマスクが曇ってしまった時の対処法のお話です。

マスクが曇る原因は4つ!

  1. 油膜が残っている
  2. 化粧と日焼け止めの油分
  3. 曇り止めが落ちている
  4. 鼻息で曇る

大きく分けてこの4つ!自分のマスクが曇る原因を知って対策しましょう。

油膜が残っている

油膜とは、シリコンの油膜のことで新品のマスクを製造する工程でどうしても付着しまいます。

この油膜が曇らせる原因。

レンズだけではなくマスクのスカート(顔に当たる部分)も油膜が付いているため、

新品のマスクは全体を念入りに洗い落す必要があります。

中性洗剤ではなかなか取れないという頑固な成分なので、歯磨き粉を使います。

マスク全体を、特にレンズ内側を5分ほど洗います。

レンズの隅っこは歯ブラシなどを使うと便利ですよ!

新品の最初だけと思われがちですが、マスクをケースに長期期間保存しておくと元通りに油膜が付くことがあるので

久しぶりにダイビングへ出かけるときは歯磨き粉で洗ってあげましょう!

この時もマスク全体を!スカートも!

化粧と日焼け止めの油分

日差しが強い沖縄では、日焼け止めをたっぷり顔に塗って海へ出かける方も多いでしょう。

この日焼け止めの油分もマスクのレンズを曇らせる原因の一つです。

化粧も一緒です。

マスクを曇らせないためには、内側レンズに油分を付着させないように心がけましょう!

もしついてしまった場合は、中性洗剤か歯磨き粉で洗い流してから曇り止めを塗ってあげると曇らないですよ!

曇り止めが落ちている

曇り止めが落ちているとレンズの内側はどうしても曇ってしまいます。

正しい曇り止めの塗り方の手順はコレ!

  1. レンズが乾いている状態で、レンズの内側に2~3滴、曇り止めを垂らし塗る
  2. 塗ったあとは流さずそのまま置いておき、曇り止めを乾燥させます
  3. 潜る直前にサッと水を入れて流し、乾かないうちにマスクを着用

意外と時間がかかるので、マスクが曇りやすい人は実施戦してみるといいかもしれません。

一般的な方法は、ダイビングするとマスクが濡れてしまいます。

その状態で曇り止めを塗って、さっとそのまま洗い流す。

こんな感じです。

唾はいまいち

一昔前は曇り止めの一つの方法として自分の唾を使用することがありました。

スタッフ内川がライセンス講習を受けた20年前は唾を教わった記憶があります。

曇り止めの効果はいまいちです。

効果が無いに等しいにもかかわらず、

つばには色々な菌が含まれているので目に入ると良くないという話が一般的となりました。

曇り止めがないなどの緊急用として覚えておいて、ちゃんとした曇り止めを使いましょう。

おすすめの曇り止め

曇り止めにも液体タイプ、ジェルタイプなど様々な種類があります。シーゴールドが有名です!

番外編【スタッフ内川流】

曇り止めを塗ったけど曇ってしまう。

そんな時、スタッフ内川流の対策手順があります。

  1. 水中でマスクを取る。
  2. BCDポケットからシーゴールドを取り出す
  3. レンズ内側に塗ってそのまま顔に装着
  4. マスククリアーで完了

コツは薄目を開けていることです!

シーゴールドが目に入ってしみることがあるので、薄目にしてすぐに目を瞑れるようにするとGOOD。

BCDに曇り止めがないとできない対策ですが、50本以上潜っている方はできると思います。

鼻息で曇る

ダイビング初心者のマスクが曇る原因は、鼻から出る息がほとんどです。

ダイビング中に冬の窓ガラス状態になっちゃっているわけです。

対策は一つ。

口から息を吐く!

鼻呼吸を改善する方法

  1. 口から息を吐くことを意識する。
  2. ため息をつくイメージをする。
  3. 口から息を吐く
  4. 吐くときに小さな声を出す(アーでもなんでもOK)
  5. できない場合、指で鼻をつまんで練習

まずは陸上で練習してからエントリーするといいでしょう!

マスクの保存方法

マスクの保存方法って実は凄く重要なんです。

専用のケースに長期間入れておくと型崩れを起こしたり、油膜が元通りについてしまったり、

レンズが水焼けしてしまったり。

kailaが実際にやっているマスクの保存方法はコレ!

  1. マスクの水気をしっかり拭き取る。
    濡れている状態で乾かす。これを何回も繰り返すとレンズが水焼けする原因となります。
  2. 密閉されたケースに入れて保管しない。
    型崩れします。レンズ側を下向きに置いて保管。吊るして保管もNG。
  3. 色物とは離して
    ウェットスーツなど色がついているものと密着していると色が移ります。

まとめ

新品マスクを購入した方は、自宅で油膜を落としてからダイビングに出かけましょう。

ダイビングポイントの現地で油膜を落とす作業はとっても大変ですよ!

あと、自分で曇り止めを用意すると安心ですね!

わからないことがあったらダイビングスタッフに質問して事前に解決しておくと

当日のダイビングが楽しめますよ!