宮古島のとなり伊良部島ダイビングショップ青の洞窟kaila|少人数で初心者向けのお店

大人しいサメ?ネムリブカの特徴の紹介!

遠目から見てもはっきりわかるサメのシルエット。

泳ぎ方はサメ独特で、尾びれを左右にくねらせて進むスピードは意外と速いです。

ダイバーに人気なサメですが、

ダイビング中に出くわしたらドキッとしますね!

宮古島ダイビングで出会うサメのほとんどはこのネムリブカ。

今回はネムリブカのご紹介です。

ネムリブカの由来

ホワイトチップシャーク

今回、注目したいのはネムリブカの「ブカ」。

ブカは感じで表すと「鱶(フカ)」となるそうで、これはサメの俗称

そのほかに、ことわざとして

よく眠る人、特に、鼾(いびき)をかいてよく眠る人をたとえていう意味があるそうです。

ネムリブカはよく眠っているサメ。ということなんですね!

「ネムリ」という言葉も入っていますし。

日中、実際に僕らダイバーがネムリブカと遭遇するとき、

じーっと座っていて眠っているように見えます。

性格は大人しく、刺激を与えなければゆっくり観察することが可能なサメです。

ちなみに中華料理で高級なフカヒレのフカ。

あれはサメのことだったんですね!

サメヒレ。

別名はホワイトチップシャーク

よーく見てみると、

背びれと尾びれの先端が白いペンキを塗ったようになってます。
これがホワイトチップ(白い破片)の由来です。

スタッフ内川がガイド中に紹介するときは

ホワイトチップシャーク!

とボードに書くことが多いです。

それは、ネムリブカよりホワイトチップシャークの方がサメ感があってカッコイイ感じがするから!

大人しいサメ?

ネムリブカの性格は比較的おとなしいといわれています。

変に刺激を与えなければ、人間を襲うことはめったにありません。

しかし、過去には人間にかみついた記録があるようで、

追いかけまわしたり、写真撮るためにフラッシュをたきまくる行動は

彼らにストレスを与えてしまうので、避けた方がいいでしょう。

体長は最大で170cmほどで、

宮古島のダイビングポイントでよく見かける子は100cm以内の子供で可愛らしいです。

ですが、目の鋭さ、姿かたちのシルエットはサメそのもの。

子供でも刺激を与えない方がいいでしょう。

じっとその場所にいる。実はすごいこと!

魚はエラ呼吸。

多くの魚が常に泳ぎ続けて口に水を取り入れ酸素のある状態を作ります。

マグロが有名ですよね!

動き続けないと生きていけない。

サメも同様で大型なサメはずーっと泳ぎ続けています。

しかし、このネムリブカは泳がずにじーっとしても鰓呼吸ができるようにエラが発達しているんですね。

その方が体力が消耗しないし、その分、動かないから腹も減らないかもしれません。

獲物が近くを通るまで待ち伏せもできるし、進化系のサメ?

同じサメでもネムリブカはとても画期的なエラの持ち主です。

そのほかに、鰓呼吸の違いで面白い話が

エイの仲間でマンタがいます。

彼らは常に泳ぎ続けて大量の口を開けて呼吸を行い食事もします。

しかし、アカエイなどは海底にじっとしていることが可能。

泳がなくても自らの力で鰓呼吸ができるんですね!

ネムリブカは準絶滅危惧種

海外では食用とされることもあり商業目的で乱獲されたため、準絶滅危惧種に指定されています。

それに加え、2年に1回の繁殖期、産仔数は1–6(通常2-3)、生涯に平均で12匹を出産という魚類の中では決して多くない数です。

数が減ったら繁殖が追い付いていないのが現状です。

また、彼らが生活するサンゴ礁など生息地の減少などの環境の変化も大きな影響を与えています。

人間が漁業管理、環境問題について真剣に対応しなければ絶滅してしまう可能性が少なからずあるといえます。

ネムリブカの食事

ネムリブカの歯はあまり発達しておらず、小さいです。

スタッフ内川が島に来た頃、島のオジーからの話だと

「歯が小さいからタコとかそんなものしか食えん!」

といってました。

歯が小さいから嚙みちぎるのは難しいだろうから、

丸呑みに近いのかなぁ、と勝手に想像していますが、やはり捕食シーンは獰猛なサメと化すでしょう。

手元の資料では、20cm程度の魚、タコのほかに、カニやイカも捕食するそうです。

写真を撮るときのコツ!

スタッフ内川は写真が上手くないので言えたものではありませんが、

今までの経験上、暗がりにいることが多いです。

日陰や、ちょっとした穴、地形ポイントなど。

彼らに近づくと泳ぎ回るので、写真がブレやすい。

瞬時にその都度、露出調整が必要になってきます。

いい写真を撮るためにサメの後を追いかけまわすことはNGです。

ストレスを与えることにもなりますし、砂埃が舞って綺麗な写真が撮れません。

シャッターチャンスを待って、彼らが近づいてくることを待った方が無難です。

まとめ

体長は170cmにもなるネムリブカ。

水中では3割増しに大きく見えるため、大人の彼らに出会うとビックリします。

実際、スタッフ内川はビビッて逃げました。

200cm以上あるように見えましたから!

100cm以下は可愛らしく、ゆっくりと観察できます。

サメちゃんにストレス与えずに

お互いリラックスした状態がベストですね!